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ここではノーカーボン紙がどんなしくみになっているのかを、
出来るだけ簡単にご説明いたします。
詳しい情報を知りたい場合は、下記メーカーのホームページをご参照ください。
目 次
1. ノーカーボンのしくみ
2. 発色のしくみ
4. 発色文字の色調
1. ノーカーボン紙の仕様
ノーカーボン紙は後述の「発色の仕しくみ」により以下の3つの仕様で構成されています。
上用紙(A紙):原紙の裏面に発色剤(無色の染料)を含んだマイクロカプセルを塗布したもの。
(表面は一般上質紙と同様に薬剤は塗布されておりません。)
中用紙(B紙):表面に顕色剤、裏面にマイクロカプセルを塗布したもの。
下用紙(C紙):原紙の表面に顕色剤を塗布したもの。
2. 発色のしくみ
ノーカーボン紙は、前述の通りの3つのタイプで構成されています。その内、上用紙・中用紙の
裏面に塗布されたマイクロカプセル(微小なカプセル)の中には、油に溶かした無色の染料が 入っています。この染料が中用紙・下用紙の表面に塗布されている顕色剤と反応すると瞬時 に発色し、安定した色調・濃度が得られます。すなわち、筆記具の筆圧やドットインパクトプリン タの印字圧が加えられると、マイクロカプセルが押し潰され、その中の無色の染料が顕色剤と 化学反応を起こして発色する訳です。
3. 上・中・下用紙の組み合わせ方
ノーカーボン紙での複写は、発色面と顕色面の組み合わせで実現しますから、実際の印刷物
では次のような組み合わせで使われます。
2枚複写の場合・・・・・・・・上用紙 + 下用紙
3枚複写以上の場合・・・・上用紙 + {中用紙×(複写枚数−2)} + 下用紙
4. 発色文字の色調
発色の色は「ブルー」と「ブラック」の2種類があり、一般的には「ブルー」発色がよく使用されて
いるようです。
この発色の色調はその上に組み合わされる上用紙または中用紙の裏面に塗布されている発
色剤の種類で決まります。言い換えれば上側にくる紙によって色が変わるということです。その ため、同じ伝票のなかで、2枚目を「ブルー」発色で3枚目を「ブラック」発色させることも可能に なります。 |